一人で英語を学習していて、こんなことを思ったことがある方はいませんか?
英語のライティングやスピーキングの勉強を、先生無しで一人で行うのは、かなりハードルが高い気がしますよね。
でも、今は機械翻訳の目覚ましい進化により、DeepL翻訳という翻訳ツールを上手く活用することで、一人で無料で英語のライティング、スピーキング、さらにリーディングの学習ができるようになったんです。
DeepL翻訳とは自然な翻訳ができてすごいと話題の翻訳ツールです。
と思われかもしれませんが、そこはやり方次第です。
<このページでわかること>
・自分が、DeepL翻訳を使った英語の学習に向いているかどうか
・DeepL翻訳を使った英語のライティング/スピーキング/リーディングの学習方法
・無料で一人で英語のライティング/スピーキング/リーディングを勉強したい
DeepL翻訳とはドイツの企業により開発されたオンラインで使える翻訳ツールです。
一番の特徴は、機械翻訳であるにもかかわらず、自然でニュアンスのある翻訳ができること。
この特徴のおかげで、DeepL翻訳を使って一人でライティング、スピーキング、リーディングの英語学習を行うことが可能となるんですね。
DeepL翻訳の詳細と使い方については、下の記事をご覧ください。
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DeepL翻訳を使った英語学習に向いている人
残念ながら、これからご紹介するDeepL翻訳を使った英語学習方法は、誰でも行えるわけではありません。
DeepL翻訳は高精度な翻訳ツールですが、あくまで機械翻訳の一つであるため、表示された翻訳が適切であるか、そうでないかの判断を最終的に人間が行う必要があります。
たとえば、DeepL翻訳と自分の翻訳内容が食い違ったときに、絶対にDeepL翻訳が正しくて、自分が間違っているとは言い切れません。
翻訳にかけた日本語文に問題があり、DeepLが違う意味の翻訳をしている可能性もあります。
DeepL翻訳と自分の翻訳のどちらが翻訳意図に沿った優れたものであるかを自分で判断しながら、英語学習を行わなければなりません。
また、英訳した文章が必ずしもベストな回答にたどり着けるとは限りません。
ネイティブスピーカーに添削してもらえば、もっと自然でスマートな表現があるというケースもあります。
<ネイティブスピーカーに無料で添削してもらいたい方はこちらもぜひ↓>
家にいながら、無料で世界中の人々と繋がり、英語を教えてもらったり、英語で交流できたりする方法があることをご存じですか?一人で英語を学習していると、気軽にネイティブスピーカーに質問できたらなー[…]
しかし、同時にDeepL翻訳が完璧な文章を教えてくれるケースもあるため、DeepL翻訳で得られた英訳の取捨選択も求められます。
さらに、ライティング、スピーキング、リーディングで行う英語学習の内容は全て自由に決められるので、自分で学習内容/レベルなどを判断する必要があります。
そのため、
- 英語の基礎力がある
- 英語中級者から上級者レベル
- 自立して英語学習を行える
- 自分の英語力アップのために必要な内容を判断できる
方でないと、効果的に行うことが難しいと言えます。
また、前項の「DeepL翻訳で英訳するコツ」で、DeepL翻訳が適切に英訳できるように日本語文を整えることが大切だとお伝えしましたが、英語初心者の方の場合、自分が伝えたい内容を、正しく英訳されやすい日本語文で表現すること自体が難しいかもしれません。
DeepL翻訳を使った英語学習方法
ライティング
まずは、DeepL翻訳を使ったライティングの英語学習を試してみましょう。
英語学習者に限らず、英語でメールを書く際などに、DeepL翻訳等の翻訳ツールを使うという方も多いのではないでしょうか?
翻訳ツールが一番、一般的に使われている項目だと思います。
DeepL翻訳を使ったライティングの英語学習方法
- 何でもいいので、書きたいことを自分で英語で書いてみる
- ①の英文をDeepL翻訳で和訳する
- ②の日本語文(自分が意図した内容でなければ要修正)をDeepL翻訳で英訳する
- 自分で書いた英文①とDeepL翻訳で英訳した③を比べる
- ①から繰り返す
おそらく、自分で書いた英文とDeepL翻訳の英文を比べてみると、自分で書いた英文よりDeepL翻訳の英文の方が優れた英文になっていると思います。
DeepL翻訳の英文の方がいいなと思う結果になっていた場合は、そのDeepL翻訳の英文から自分の英文に足りていないことを学ぶことを心掛けましょう。
私自身、英文を書く際に、先に日本語で文章を書いてから英訳してしまいがちなのですが、日本語を英訳することがクセになってしまうと、どうしても日本語を直訳した英語を使ってしまい、自然な英語から遠ざかってしまいます。
英文を書く際は日本語を間に挟まずに、できるだけ書きたいことを最初から英語で表現するようにした方がいいでしょう。
・自分が書きたい内容を英語で書く練習と添削が一人で手軽にできる。
スピーキング
次に、DeepL翻訳を使ったスピーキングの英語学習方法をお伝えします。
基本的な方法はライティングと同じです。
ただ、スピーキング学習の場合は、スマホアプリの音声入力機能と音声読み機能を使うと雰囲気が出ますよ。
DeepL翻訳を使ったスピーキングの英語学習方法
- 何でもいいので、話したいことを英語で口に出して言ってみる
- ①の英文をDeepL翻訳で和訳する
- ②の日本語文(自分が意図した内容でなければ要修正)をDeepL翻訳で英訳する
- 自分で作った英文①とDeepL翻訳で英訳した③を比べる
- ①から繰り返す
おそらく、ライティング学習時と同様に、自分で作った英文とDeepL翻訳の英文を比べてみると、自分で作った英文よりDeepL翻訳の英文の方が優れた英文になっていると思います。
DeepL翻訳の英文の方がいいなと思う結果になっていた場合は、そのDeepL翻訳の英文から自分の英文に足りていないことを学ぶことを心掛けましょう。
私自身、英文を作る際に、先に日本語で文章を作ってから英訳してしまいがちなのですが、日本語を英訳することがクセになってしまうと、どうしても日本語を直訳した英語を使ってしまい、自然な英語から遠ざかってしまいます。
英文を作る際は日本語を間に挟まずに、できるだけ言いたいことを最初から英語で表現するようにした方がいいでしょう。
DeepL翻訳を使ってスピーキングの英語学習をするメリット
・テキストなどで指定された文章を口に出して読むのではなく、自分が伝えたいと思った内容を英語で話す練習と添削が一人で手軽にできる。
リーディング
最後に、DeepL翻訳を使ってリーディングの英語学習をしてみましょう。
DeepL翻訳を使ったリーディングの学習は、パソコンで行う方は、パソコン用のアプリをインストールして行うとラクチンです。
翻訳作業がテンポできれば、リーディングの勉強が効率良く進みますよ。
DeepL翻訳を使ったリーディングの英語学習方法は単純です。
DeepL翻訳を使ったリーディングの英語学習方法
- 何でもいいので、英語で書かれたウェブサイトを開く
- そのまま読んでみる
- 意味がわからない文章や正しく読み取れているか不安な文章をDeepL翻訳で和訳する
- ②で自分が理解した内容と合っているかを確認する
読み違えていた場合は、なぜ読み間違えたのか考える - ②以降を繰り返す
例としては、
- 料理が趣味 → 海外のレシピサイト
- 旅行が好き → 好きな都市の観光案内サイト
- 仕事で英語を使う必要がある → ビジネスニュースサイト
などです。
英語のリーディング学習に使いたい英語のサイトが見つからない方は、無料で使えるニュースアプリ、スマートニュースの海外ニュース記事がオススメ。
スマートニュースは海外ニュースも豊富に揃っていて、完全無料で全ての記事を読むことができるので、自分が興味がありそうな記事を選んでリーディング教材にすることができますよ。
<スマートニュースの使い方はこちら↓>
CMで、スマートニュースで英語が学習できるって言ってたけど、スマートニュースはニュースを読んだり、クーポンをもらえたりするアプリじゃないの?英語学習ってどういうこと⁈と思ったことある方、いらっしゃいませんか?[…]
また、最初のうちは1文または1段落ごとに、
- 読む
- 翻訳する
- 自分の理解と合っているかを確認する
- 間違っていた場合は、なぜ間違えたのか考えてみる
を繰り返すのもいいと思います。
DeepL翻訳を使ってリーディングの英語学習をするメリット
・リーディング学習用の教材ではない英語のサイト(日本語翻訳や使用されている単語の注釈の記載がない)も学習に使えるので、自分が興味のあるサイトを読みながらリーディング力をアップできる。
まとめ
このページでは、
- DeepL翻訳を使った英語の学習に向いている人
- DeepL翻訳を使ってライティング、スピーキング、リーディングの英語学習を行う方法
についてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
DeepL翻訳を使った英語学習は、自分で英語学習の内容を決め、DeepL翻訳で適切な翻訳を導き出せているかを確認しながら進めていく必要があるため、ある程度の英語力や判断力を必要とします。
しかし、逆に言えば、
- ある程度の英語力
- 判断力
がある方であれば、DeepL翻訳を使うことで、
- 無料で
- 一人で
- 手軽に
- 添削(完璧ではない)を受けながら
ライティング、スピーキング、リーディングの英語学習ができてしまいます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。